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CPUクーラー

今から始める熱対策講座その2

  • 2008-04-20 (日)
  • 自作PC
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その2では「CPUクーラーの交換」について解説をする。
まずCPUクーラーの構造について知っておこう。
純正などを除いてほとんどのCPUクーラーにはグリスをつける必要がある。
どうしてかというと、CPU本体から熱を逃がす為には空気に接しない必要があるからだ。
つまりクーラーとCPUの間に空気が入ると熱を逃がすことが出来なくなってしまう為、グリスをいれることにより空気をなくして熱を伝えるのである。

ではCPUクーラーについてであるがとりあえず大きく分けると以下の2種類になる。
1.純正クーラー
2.非純正クーラー
純正クーラーは主にIntelやAMDのCPUを購入したときに付属してくるリテールクーラーである。
昔は純正の質があまりよくなかったが、最近は大分質はあがってきたようである。
熱伝導シートが貼ってあるので、初回取り付け時に限り、グリスを塗る必要性がない。

では非純正クーラーとはなんのために生まれたのだろうか。
まず大きな理由としてオーバークロックがあげられる。
OCをすると勿論発熱もあがる。基本的にリテールはその付属CPUの性能に合わせて作られている為、OCの際に純正を使うと効果が弱くなる。
また、最近では毎年真夏日が続き、更にCPU自体の性能も上がっているため、発熱自体が高く、リテールでは騒音などが大きくなることが多くなった。

それでは非純正クーラーの利用意義が分ったところで、非純正クーラーの選び方を考えてみよう。
非純正クーラーは値段や性能もピンキリで安ければ数千円、高いと1万円もするものもある。
更に大きさや対応ソケットなども様々である。ここでは代表的な選び方をあげる。

A.対応ソケットの確認
まずクーラーを交換する上で絶対間違えてはならないのが、ソケットである。
現在の主流のAMDではSocketAM2(+)、IntelではLGA775などである。
現在使用しているCPUのソケットを必ず確認し、間違えないようにしてもらいたい。
間違えるとそもそも取り付けられなくなってしまうからだ。
因みに最近のクーラーはより多くのソケットに対応したタイプが増えている。
古いソケットを使っており、将来換装を考えているユーザーには嬉しいことだ。
出来れば最新のソケットと、そこから一世代前ぐらいのソケットに対応したクーラーが望ましい。
因みにそのようなクーラーは殆どの場合AMDとIntel両方に対応している。

B.M/Bやケースとの干渉の確認
最近のクーラーは静音化が進み、大型化が進行している。
その為、M/B上のヒートパイプや、小型ケースと干渉し、物理的に取り付けられないことがしばしばおきている。
Aのソケットの確認と同様、これも確認を怠ると取り付け自体が出来なくなる。
事前にメーカーのサイトなどでサイズを確認し、必ず干渉がないことを確認すること。

C.大きさの選び方
先述の通り最近は大型化・ヒートパイプを備えたものがスタンダードである。
交換するならばヒートパイプを備えたものを選ぶべきだろう。熱効率があがるからだ。
大きさについてだが、大きければそれだけ性能は向上する。だが同時にBの干渉問題にもぶつかりやすくなる。
あまりよく分らない場合は、よく売れてそうなクーラーを選ぶのが無難だ。
だいたいはどこの店にもおいてあり、見えやすいところに山積みされている。

D.ファンの選び方
ファンレス…というのはやはり大型化してもなかなか厳しく、ファンを搭載した方がいい。
勿論ファンレスというのもVGAカードなどで登場してはいるのだが、エアフロー(次回の講座で説明)をきちんとしたり、夏場の問題がある。
この為、大体のクーラーにはヒートパイプを冷やす為のファンが付属されている。
勿論12cmなどの大きいファンの方が騒音は小さいが、Bの干渉ともより厳しくなってくる。
現在は8-9cm程度のファンが付属している場合が多く、同じ種類であれば別のファンに交換できたりもできる。
また、ファンも2つや4つもつけられるものもある。
はっきりいって1つで十分だと思われるが…。
基本的にファンはクーラーの付属品と考え、過度な期待はしない方がいい。
交換を考えている場合は購入前に交換可能かどうかよく見ること。

C.値段
普及している価格帯はおよそ3~5千円ぐらい。高価格帯では1万円ぐらいのものまで存在する。
…が、大体の場合3~5千円程度のクーラーで殆ど事足りることが多い。
従ってあまり高いのを選んで買うよりかは、値段を見てコストパフォーマンスのよさそうなものを買うべきであろう。

「俺はOCもしないし、冷房つけるから別に純正でいいよ。」という人は必ずCPUのコア温度を確認してほしい。
そのうえで純正でよければ純正でもいいだろう。ただし、年々CPUの性能向上により発熱も増えている。
夏になると冷却製品はどばっと売れてしまうので、今のうちから考えてはおいた方がいいだろう。

次回はケースのエアフローに関して講座をしていく。

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